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よくある質問

お客さまから寄せられたご質問を掲載しております。

  • Q

  • 整形外科の外科はちがうのですか?

  • A

  • 整形外科と外科はちがいます。
    整形外科では骨や関節、筋肉、神経など運動に関係する器官の病気を診療いたします。肩こり、腰痛、肩や膝の痛み、ねんざ、骨折、打撲、怪我(すりきずなどを含む)などは整形外科が最も得意とする診療分野です。
    これに対し外科では胃腸・肺や心臓など、主に内臓の病気を(手術などで)治療することが専門となります。

  • Q

  • ある日突然、背中の痛みと肩こりが激しくなりました。どの診療科目の医療機関で診ていただけばよいでしょう?

  • A

  • 肩関節自体を動かしにくかったり、頚椎を動かすと症状が強くなるなど、『肩関節の疾患』『頚椎の疾患』が考えられる場合は整形外科へ。
    もっと深い内臓痛のような感じが長く続くようでしたら内科へ。物が見えにくくなったりした場合は眼科へ。鼻や喉にも不快感があるようでしたら耳鼻咽喉科へ受診された方がよい場合もあります。

  • Q

  • 手術は保険適用ですか?

  • A

  • 100%保険診療です。障害者自立支援医療(育成医療を含む)や高額医療の申請をすることで自己負担額がさらに少なくなることがあります。

  • Q

  • すり傷や切り傷などのケガも診てもらえますか?

  • A

  • 整形外科は運動器の疾患を扱う診療科です。スポーツ傷害や交通外傷、労働災害などによる外傷のほとんどは整形外科の疾患です。切創、挫創などのケガ、打撲、捻挫、骨折、脱臼、関節損傷、脊髄損傷、開放骨折、切断指・肢などは、整形外科が扱います。
    整形外科が扱わない外傷には、頭部・顔面外傷や心臓・肺損傷、腹部外傷などの臓器外傷、泌尿・生殖器損傷などがあります。

  • Q

  • 整形外科と形成外科は似ている響きですが、どのように違うのでしょうか。

  • A

  • 整形外科は身体の芯になる骨・関節などの骨格系とそれを取り囲む筋肉やそれらを支配する神経系からなる「運動器」の機能的改善を重要視して治療する外科で、背骨と骨盤というからだの土台骨と、四肢を主な治療対象にしています。 背骨と脊髄を扱う「脊椎外科」、上肢を扱う「手の外科」と「肩関節外科」、下肢の「股関節外科」、「膝関節外科」と「足の外科」、スポーツによるけがや障害を扱う「スポーツ医学」、「リウマチ外科」、腫瘍(できもの)を扱う「骨・軟部腫瘍外科」、骨粗鬆症などを扱う「骨代謝外来」と多数の専門分野があります。
    これに対し形成外科は、生まれながらの異常や、病気や怪我などによってできた身体表面が見目のよくない状態になったのを改善する(治療する)外科で、頭や顔面を含めたからだ全体を治療対象としています。
    熱傷(やけど)の治療、怪我や手術後の皮膚の瘢痕・ケロイドや生まれつきの母斑(あざ)の治療、皮膚や皮下の腫瘍の切除、眼球がおさまっている骨のくぼみやほほ骨などの顔面骨折の治療などが、形成外科の一般的な治療です。
    頭蓋骨や顔・あごの骨の生まれつきの変形に対する変形矯正手術、口唇裂、口蓋裂、小耳症などの顔面の生まれつきの異常に対する形成手術、癌や外傷などによる顔面の部分欠損に対する再建手術、漏斗胸、鳩胸などの生まれつきの胸の変形の矯正手術や乳癌で切除された乳房の再建、生まれつきの性器の異常に対する形成手術などは、最も形成外科的治療といえます。
    合指症、多指症などの手足の生まれつきの異常、手指の外傷や切断は、整形外科でも形成外科でも治療されています。
    日本でまだ「形成外科学」が確立していなかった時代には、整形外科で口唇裂や熱傷の治療が行われていました。
    学問として形成外科学が確立された後も、対外的に診療科として名乗ることができる標榜科として認められるまでは、「形成外科」や、形成外科から発展した「美容外科」を行う医師たちが、形を整えるということを意味する「整形」という言葉を含む標榜科である「整形外科」を名乗っていたこともあります。
    このため、現在でも「形成外科」や「美容外科」が「整形外科」として使われることがありますが、これは誤りです。

  • Q

  • リウマチの検査は、どのように行われますか?

  • A

  • 主な検査は、X線検査、血液検査、尿検査などを定期的に行います。 特に血液検査では、血沈、CRP、リウマチ因子(RF)などの値を参考に治療の方向性を決めて行きます。

  • Q

  • ひざに水がたまったら水を抜くと癖になるって本当ですか?

  • A

  • 水をぬいても癖になることはありません。水を抜くからたまるのではなく、ひざの炎症が持続しているから水がたまるのです。
    ひざに多くの水がたまると、ひざ関節のはたらきがわるくなります。

    ■ひざにたまった水(関節液)を抜く3つの理由。

    ①関節液を調べる。

    水(関節液)を調べ、原因となる病気が変形性ひざ関節症かどうか診断します。

    ②症状の悪化を防ぐ。

    水を抜くことで、ひざ関節のはたらきを改善します。

    ③ヒアルロン酸を注入する。

    ヒアルロン酸の効果で変形性ひざ関節症の症状を改善します。
    水をぬいて関節液内のヒアルロン酸濃度を高め、効果をあげます。

  • Q

  • サプリメント効果はありますか?

  • A

  • サプリメントのひざ関節に対する改善効果については、研究が進められています。
    残念ならが、今の段階ではその効果をはっきりとお答えすることはできません。

    ■サプリメントの種類について

    サプリメントの中には、「保険機能食品」と「一般食品(いわゆる健康食品)」があります。
    「保険機能食品」は、その効果が科学的に照明されているもので、保険効果のある「トクホ(特定保健用食品)」と基準にそって栄養成分を表示できる「栄養機能食品」に分類されます。
    現在、国内ではひざ関節の症状改善効果がある「保険機能食品」はありません。

  • Q

  • 保存的治療にはどんな種類がありますか?

  • A

  • 運動療法・物理療法・装具療法・薬物療法があります。それらを組み合わせて効果をあげる治療方法です。

    ■保存治療

    ①運動・物理療法(リハビリテーション)

    可動域の回復・筋力増強・ホットパックなど。

    ②装具療法など。

    サポーター・足底板・ひざ装具・杖。

    ③薬物療法。

    外用薬(貼り薬、ぬり薬)・内服薬・坐薬・関節内注射など。

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